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東京で一番狂った部屋に住むこと決めた、大手IT会社勤務の僕物語。

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他人の部屋を見て、自分のそれを比べてしまい、情けなくなった経験は誰だってあるはずだ。
給料は同じはずなのに、なんでこんなに暮らしに差が出るのだろう。

「センス」「写真のとり方」「親の援助」

妬む理由は複数あって当たり前だ。
毎日10時間以上せっせと働いている私は、そんな中驚愕の事実を某アプリで知ってしまった。

そう、あのボケっとしたあいつの事を知ってしまって。

見ててイライラするiPhoneアプリ「映画の間取り」

本アプリは超有名映画に登場した家の間取りを、ちょっとタメになる豆知識と共に間取り図と文章で解説してくれる。「さくらん」や「プラダを着た悪魔」など、誰しも名前は絶対聞いたことのあるような、有名映画に登場する家の間取りを閲覧することができる。
で、私はこのアプリで「くまのプーさん」の部屋を見てしまった。


「社畜よ、これがプーさんちだ」

プーさんち、働いていないくせに、ただただ広い。推定60平方メートルはある。
ふかふかのベットも、テーブルも、筆者はもっていない。毎日いそいそ働いているのに・・だ。
くそっ!くそっ!部屋の中には約50個の蜂蜜のツボがあった。
はちみつなんて、今や中国産のですら高くって、業販スーパーの特売を待つしか僕には入手する方法が無いのに。
毎日寝て起きて、呆けた事を言っているだけなのに、カレはなんてリッチな生活をしているんだ!!羨ましい。

いや、妬ましい。
あのF4の道明寺司の家の間取りもわかる!ここまできたら悔しさなんて感じれない

ハイパーニート・プーさんの家の間取りでショックを受けた筆者だが、さらにとんでも物件を見つけた。超絶大富豪で御馴染み、「花より団子」の道明寺司の『部屋』である。作中で、ヒロインのつくしに、「世界遺産かよ」とツッコミをさせた衝撃の部屋の間取りがこれだ!

 

場所から推定するに、100億円のこの部屋は170平方メートルというとんでも無い広さを誇る「部屋」だ。庶民の筆者からしたら、それはもう笑える広さだ。
ということで、やっぱりプーさんが妬ましいと言う結論は変わらない。

僕秩のヨシナガ氏の邸宅にも妬みすら覚えない僕にとっては、やはりプーさんがターゲット。
こんな現実離れした部屋なんてわりとどうでも良いと言えばどうでも良いのだ。


理想と現実を超えた世界に

iPhoneアプリ「映画の間取り」に触発されて、筆者も早速物件探しの旅に出た。しかし普通に探していたんじゃ、筆者の給料ではこんな感じの部屋に住むのが精一杯。
畳をフローリングに張り替えただけの間取りが、自分をバカにしているようだ。

余談だが、この物件探しは、日本有数のアルファブロガーであるヨシナガ氏に付いてきてもらったのだが、氏が僕に勧める物件はどれも「カタギ」では無かった。

オーダーする内容は



「30平方メートルほどのバルコニーのある物件」

「部屋にミニ四駆 ジャパンカップのコースがおけるリビングがあること」

「その気になればももいろクローバーZを呼んでプライベートコンサートをお願いできる防音性」

天才のオーダーは物件選びにおいても、一種の芸術性をもっており、正直一緒にいるのだけで辛く、妬ましく、そこから全力疾走で逃げ出したかった。

よし決めた。私は東京で一番狂った部屋に引っ越そう。
最低条件はこれだ!

・山の手線で大崎〜渋谷の間
・その気になったらはちみつを取ることができる自然が感じれる系(最悪アシナガバチが発生するとかでもOK)
・狂っていると言う面では他の追随を許さない色々アレな感じ。それが満たせばハチが居ないのは諦める。
・出来れば大家さんが美人。
・アプリーナももこ氏に「すごいねぇ」って言ってもらえるキッチュ感。

と、言うことで個性的な物件と、気の抜けた部屋紹介では卓越した存在の「密林不動産」を、ヨシナガ氏と共に自分の師匠として日々オーダーを頂いているヨナガ氏に紹介してもらい、早速引越しを検討することにした。


これが、その不動産会社のサイト。
もはや自分に撤退の二文字は無い。まて次回。

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